琉球舞踊 古典女踊り
作田
誰がすもてなちやが 手になれし扇や 暑さ涼だましゆる 頼りなとす 作田節
夏の日も秋の 情け通わしゆる 手に慣れし扇の 風の涼だしや 早作田節
夏の暑さをしのぐ扇を歌った作品です。作田節の重厚で雅な旋律が、琉球時代の優美な文化を彷彿とさせます。
所作では、右手に持つ「唐団扇」の扱いが大切になります。また、ゆったりとした音曲にのせる「歩み」の緩急が難しい表現だと教わっています。