琉球舞踊とは

国立劇場おきなわ組踊公演「孝行の巻」

国立劇場おきなわ組踊公演

「孝行の巻」に出演させていただきます。

孝行の巻は、組踊の創始者玉城朝薫作と伝えられています。

貧苦から母と弟を救うために、屋良ムルチに生息する大蛇の生贄となる娘の孝行心を描いた作品です。

今回私は、娘役「おめなり」をつとめさせていただきます。

弟(おめけり)が、落ち穂拾いをしながら見つけた生贄を募る立て札。苦しい生活から母を救うために、私こそ生贄になるのだと姉弟で語り合う場面は、唱え(せりふ)の聴きどころといわれています。

また、大蛇が火を噴きながら娘に襲い掛かる場面など、組踊の中でも大掛かりな仕掛けのある作品です。

皆様のご来場をお待ち申し上げます。

日時:令和三年1月30日(土)14時開演

場所:国立劇場おきなわ大劇場